1991年4月 西村 祥吾(にしむら しょうご)としてこの世に生を享ける。大阪生まれ大阪育ち。
April 1991医工学科にて機械工学と医学の融合領域において、ヒトのための先端工学技術を学ぶ。メディカルロボティクス研究室所属。また体育会馬術部に所属し主将を務めた。
研究題目:起立支援機構を有する分散協調型支援ロボットシステムの開発
研究内容:被介護者の歩行を支援する分散型歩行補助器具を開発・評価した。
環境知能学研究室(萩田研)所属。
学部時に学んだハード面の開発に関する知識に加え,ソフト面での知識や開発力を身につけるため本大学院(通称NAIST)へ進学。環境知能学研究室所属。高専や文系卒といったバックグラウンドの異なる学生との交流を楽しみながら,プログラミングの知識を身につけるだけでなくアントレプレナーシップ教育を受け,ビジネスプランの提案・発表を行った。
平成27年度には、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)から大学発産業創出プログラム(START)技術シーズ選抜育成プロジェクト〔ロボティクス分野〕に採択され、研究助成金を獲得する。
研究題目:睡眠時の気道閉塞症状を軽減する頸部位置推定と頚部昇降機能付き枕デバイス
研究内容:いびきを軽減するための頸部昇降機能付き枕デバイスを提案し,自動で収縮する枕の動きによってユーザの姿勢をコントロールする機構の開発・評価を行った。
奈良先端科学技術大学院大学在学時に、人に寄り添うロボットサービスの開発に関するロボット・アプリ開発を行うスタートアップを博士後期課程の同期1名と共に創業。
アカデミック分野で生まれる研究基礎技術をベースに、アプリ開発を通して社会実装を行う。テレビ対話雑談エンジン『だべらいぶ』の運営や、総務省支援によるデジタルデバイド解消のための地域アプリ開発・実証実験を行った(video)。
マインクラフトを使いビジュアルプログラミングを学ぶ「メイクコードコース」から,Unityでゲーム制作を行う上級コースまで,1クラス10名程度の集団授業による指導を行った。教材作成やオンライン授業の講師経験あり。
2019 - 2021インタラクティブメディア設計学研究室(加藤研)所属。
修士課程の2年間では大学院という未知の場を堪能した!という実感が得られず、進学。NAISTの 環境知能学研究室 に引き続き所属していたが2019年3月に閉室となり, インタラクティブメディア設計学研究所 に配属となる。
博士後期課程では日常的対話を継続するヒューマンロボットインタラクション(HRI)に従事した。
在学中はドイツの ミュンヘン工科大学/Technische Universität München - Faculty of Architecture Building Realisation and Robotics に留学し,ROSによる移動型ロボットの遠隔操作システム構築と,人の起立・移動支援機器の機械設計を行なう。
研究題目:TV雑談ロボットの日常利用を実現するロボットインタラクションデザイン
研究内容:TVをともに視聴しながら雑談を行うロボットに対し,ユーザの継続利用意欲促進を目指した複数のインタラクションを開発・評価した。
深層インタラクション(Deep Interaction)総合研究所 インタラクション技術バンク 所属。専任研究員としてサイバネティックアバター(CA)と共生する社会を実現するための実証実験などに従事し、CAで誰もがいつでも・どこでも社会参加可能なしくみを提供するためのCA基盤の構築を進める。
2021 - Current1年延期して開催された東京オリンピック2020の開催日に大阪・中之島にて挙式。LIFEHOUSE OSAKAの牧師に司式を依頼し、パンデミック禍ではあったものの家族、友人に見守られる中、妻と結ばれる。
23 July 2021大阪芸術大学の非常勤講師として、2022年度から新たに追加された講義である『ロボティクス演習』を非常勤講師として担当する。
講義では学生一人ひとりがロボットを一から組み上げる経験を通して、実際に手を動かしながらロボット制作に必要な知識を身に着けることを目的とする。ATRと兼務でこれを行う。
2023年度から新たに『AI・ロボット演習』を担当。
健康な男の子を授かる。この時期は病院にて出産時に夫の立ち会いが許可され、時間指定ではあるものの入院中の面会もできた。
11 July 2023e-mail:
nishimura.shogo.nj0@atr.jp